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放射線治療後の経過 6(フィッシャー症候群奮戦記のその後を含む)

 28日水曜日に定期検診でG大附属病院に行ってきた。例の手順で採血を済ませ、S先生の診察を受ける。7月末頃から排便に不調を感じ、H病院で診てもらい薬をもらって服用し、回復しつつあることを報告する。
「放射線を当てるとどうしても何かしら副作用があるんだよね。その程度なら大丈夫でしょう。」とのお言葉。
 リュープリンの腹部注射も予定通り90日用になり、次回の診療は3ヵ月後に。血液検査の結果が出るのを待って、それをいただき、帰路に着く。
 検査の結果は、PSAは先月同様0.02で問題なし。ヘマトクリット値、ヘモグロビン量、赤血球数、白血球数、血小板数という血球関係の数値が基準範囲より若干低いが、他はみな、正常範囲に収まっていた。鉄分を多めに摂るように心がけようと思う。

 30日にはH病院へ。O先生に経過がよいこと報告する。念のため薬を数日分いただく。次回は正常ペースに戻し、3ヵ月後に診察とのこと。
 診察前の待合室でのこと。放射線治療を待っている患者さん数人と会話が始まる。
「そうですか、治療は済んだのですか。で、後遺症はどうですか?」と聞かれる。
「私は幸いほとんど出ていませんが、4ヶ月たって排便に異常を感じて診てもらっています」と説明すると、興味津々。もっとよく説明してあげたかったが、順番が来たので、中座してしまった。ところで、あそこの応接セットは実に高級、ふんわりしていて贅沢だなあと思っていたが、前立腺患者の股間はあのくらい労ったほうが良いということなのかもしれない。これからは、座布団代りに小さいクッションを携帯することを考えようと思った次第。
 この日も猛暑日で、歩行は大変だったが、電車は快適。友人お薦めの『EHM』なる本を読み始めた。ちなみに、G大病院へは、いつも車で行っている。駅からバスに乗らなければならないからである。

 フィッシャー症候群奮戦記を送ってくれた友人が、その後の様子を知らせてくれた。
「発病から2ヶ月経ちました。お陰様で現在はほぼ発病前の状態に戻った感じです。社会復帰のため?、今日から車の運転を始めました。一度に乗る距離はまだ10キロ程度ですが、徐々に回数と距離を増やして行く予定です。血液製剤投与の副作用なのか、手に湿疹ができてたりしてますが、これらもいずれ治るだろうと、勝手に解釈しています…。」とのこと。お大事に!


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ブログの別口始めました!

 このブログは、前立腺がん治療のために行なわれた放射線治療の合間に思ったり、書いたりしたことがきっかけで始まったものです。その放射線治療は3月21日に終わり、それから5ヶ月がたちました。病気の経過のほうは、根治したのか、ホルモン療法で活動が抑えられているだけなのか、簡単にわかるものではないようです。これからも、何か変化があれば主治医に相談し、対策を講じてもらいながら、ブログでもできるだけ報告して参りたいと思っています。
 ところで、病気とは無関係に、思い、考え、そして公表したくなることも時にはあります。それをどうするか、自分でも迷ったのですが、このブログに載せ続けることもできますが、病気とかかわりのない記事については、別のタイトルのブログを始めたほうが、訪問者の戸惑いが少ないだろうと思い、本日、別口をはじめました。タイトルは「21世紀初頭の日本 発」です。「読んでいるブログ」欄にリンクを載せますので、そちらも訪ねていただければ幸いです。    2013.8.25

 と、8月25日には書いたのですが、「現代不要品処理事情」のときから方針を変更しました。すなわち、前立腺や放射線治療と関係なくても、日常生活から生まれる記事は、引き続きこのブログに掲載することにしました。生活から少し離れた、政治や世界の動向に寄せる思いを別口に載せることにしました。タイトルも「日本の政治と地球の未来」と、名が体をより表すように変更しました
 今後ともご指導・ご鞭撻の程をよろしくお願い致します。  2013.10.19


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残念ながらポートレート削除のお知らせ

 ご承知の通り、インターネットは情報の開示も取得も極めて容易のため、いたずらに利用されることも多々あることが報告されています。このため、これまで了解を得て掲載させていただいた写真ではありますが、お顔が特定され得るものは、そのような対象にならないよう、本日、大変残念でありますが、削除致しました。
 屈託のない笑顔でブログに(も、私にも)明るさと活力をもたらしてくださったことを心から感謝申し上げます。ブログからは消えますが、私の心のアルバムから消えることは、生涯ありません。またお会いする日を楽しみにしております。
 さて、ブログのほうは、文字ばかりにならないよう、今後は工夫をして、生き生きした映像を見つけて来ようと、当てこそないものの、心に決めております。ご指導の程をよろしくお願い致します。

放射線治療後の経過 5(肛門?に若干の異変)

 一昨日、H病院のO先生を訪ねた。暑い日(最高気温36.7℃)だったが、眠気を堪えるのも大変なので電車で行くことにした。電車は空いており、エアコンも利いて、本を読むもよし、居眠りするもよし、快適だった。問題はI駅から病院までの約15分間の徒歩行だ。タオルに保冷材をくるみ、首や頭を冷やしながら、日陰を選んでせっせと進んだ。無事時間前に、汗でぐっしょりということもなく、着いた。
 例の応接室で、小水についてのアンケートに答えながら待つこと10分程で、お声がかかった。
「先生、実は昨日電話で、先生から『自転車に乗ったりしていませんか』と聞かれて、咄嗟に『はい、乗っていません』と答えてしまったのですが、実は、暑くなってから移動が大変で、ときどき自転車を使っていました。でも、禁じられていたのは、サドルがちょうど患部に当たるからだろうと思ったので、立ち乗りで、腰掛けないように乗っていました。」
 すると先生明らかにムッとして、
「立ち乗りでも何でもダメですよ。危ないでしょう、交通事故を起こせば、死んじゃうよ。死んだら前立腺の治療も何もないんだから。耕運機もダメなくらいなんだから、とにかく、自転車は止めてください。」
 立ち乗りも含めて、自転車乗りは患部によくないのかもしれない。そう悟った時点で、このハンディキャップ克服作戦は、多少の後悔と共に断念していたのだが、初耳の先生に、マジで諌められた。
 先生の診断と処方は、
「肛門付近が炎症を起こしていると思われるので、それを抑える薬と、その薬が胃を荒らす可能性があるので、胃の粘膜保護の薬を出します。一錠ずつ、朝晩食後に服用…。それから、肛門部に注入する軟膏を出します。毎晩寝る前に注入…。2週間後に再診します。」とのこと。
 2日励行しているが、既に効果が現れているように思える。治療後を真剣にフォローしていただいているので、大変ありがたい。
 自転車の代わりは、諦めて歩くしかないと今は思っている。暑くても、時間がかかっても、荷物が重くても、歩くしかない。それはそれで、患部だけでなく、全身の健康にもよいはずだから、そうしよう!


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放射線治療後の経過 4(身に迫る?危険)

 ここ数日、楽天家にいっぺんに危機感が迫ってきた。

 1つは、13日、親戚の新盆に車で出かけ、家の中が混んでいるので、コンビニでサンドイッチでも食べて昼食にしようと、近所のセブンイレブンに行った。セブンコーヒーでも買えば、中で飲食できるだろうと尋ねてみたら「店内は飲食禁止です」との答が返ってきた。車の中では、暑くてとても食べられないので、いったんサンドイッチを元の棚に戻して外に出た。店の裏のほうに行ってみると、神社があり小さな社の脇が日陰になっていた。そこならそれほど汗もかかずに軽く食事が摂れるだろうと当てを付けて、先程の買い物を再行した。「暑いときは大変だなあ、涼しいところがないと食事もできない」と暑さに脅威を感じた。
 2時頃帰路に着いた。運転中、妙に眠くなった。車のエアコンはよく利くから、快適に涼しくなる。体が暑さのストレスから解放されてほっとするからなのだろう、いつも以上に強い眠気が襲ってくる。大声で歌でも歌って眠気を覚ましていれば、たいていは家まで無事に着いてしまうのだが、それが、なかなか着かない。眠気を払いのけるのが大変で、コンビニにでも止めて仮眠を取るのが一番と思うのだが、日なたに車を止めたのでは、大汗をかくだけで、とても仮眠などできない。結局なんとか気合いを入れ入れ家まで帰ってきたが、これでつくづく気がついたのが、体温を越える気温の恐ろしさだ。車のエンジンなり、電力会社の電気なりを利用して、涼しい空間を作らなければ、人はみな、熱中症にかかって死んでしまうのだ。
 地球の温暖化は差し迫った脅威だ。取り敢えずそれを凌ぐことが、さらに温暖化を促進するのだから厄介だ。一年を通じて、エネルギーの消費を節減するように心掛けなければならない。

 2つ目は、前立腺の病気の症状または治療の副作用である。ほとんど出ていないと思っていたのだが、実は、2週間ぐらい前から自覚し始めていたことがある。それは、小便はそれほど近くないのだが、大便が近くなっていた。下痢でもないのに、また大して量も出ないのに、頻繁に催すのだ。それに、血が出ていることもある。ひょっとして直腸にがんが転移しているのか、放射線治療の副作用で肛門付近が過敏になっているのか…?
 検査の必要があるかもしれないから、H病院のO先生に電話でお伺いを立てたところ、先生、すぐに電話に出られて、「それほど心配することではないと思いますよ。でも心配なら、明日のえーと、3時半においでになれば、診察しますよ。」
 身の危険というほどではなさそうなので、途端にほっとしたが、せっかく診てくれると言うので、伺うことにした、暑いなあと思いながら。

 3つ目は、今日8月15日の終戦記念日にまつわることだ。かつては、「戦争はこりごりだ」と不戦の誓いを再確認する日だったと記憶するが、今年あたりは大分違う。「どうすれば周辺諸国の脅威から日本の平和が守れるか」を考える日になったようだ。「平和を守る」と言えば聞こえはよいが、そのためには、「憲法を変えて強い軍隊を持って…」とか、「日米同盟を強化して…」とか、大変危うい手段を平然と選択肢に入れる。
 どこが周辺諸国の脅威なのかと言えば、小さな島を巡る領土問題が発端になっている。小さいからどうでもよいと言うのではなく、大事な島を巡って戦争をするのか、友好関係を築くのか、知恵の見せ所であろうところが、血気ばかりが盛んになっている。こちらの脅威も結構差し迫っているようである。

 3つの脅威がどう展開するのか、当事者でもあるので、しっかり推移を見守ると同時に、事態が好転するように、方策を練って行かなければならないと思う。皆さまのお知恵と、お力をお借りしながら…。
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残暑及び豪雨災害お見舞い申し上げます!

 このブログ、多くの方に気にかけて訪問していただき、大変感謝しております。

 最近の猛暑ぶりは、各地で観測史上最高を記録しているとのこと。また、山口・島根地方、秋田・岩手地方等では「今までに経験したことのない」豪雨災害が発生しました。みなさまのお住まい周辺でも、過酷な気象状況に何かと苦痛を強いられていることと拝察し、お見舞い申し上げます。
 このブログの発信地も暑さで有名なところです。8月7日から猛暑日が続き、特にここ4日間は37.8℃、39.3℃、38.6℃、37.2℃と、体温を越えた暑さです。暑さに強い小生も、さすがに少し自重して片付け仕事はしばしストップ。昨日からはランケーブルを延長し、パソコンをエアコンの利く部屋に持ち込みました。この作業も、30℃でやっております。
 皆さまも、どうぞ、ご自愛・ご自重なさいまして、ご健康を維持されますよう、お願いする次第です。

 ところで、大災害が起こると、必ず出動を要請し、それに応じて救援活動をしてくれるのが自衛隊です。最近、若い人たちの間で、「こんな頼りになる部隊が憲法違反に当たるとは…」ということから、憲法第9条等の改正の必要性が論じられているとの話をテレビで知りました。しかしどうでしょう、この有り難い、また頼りになる部隊に存在の根拠を与えるために、「日本は、自衛戦争や集団的自衛権行使のために軍隊を持つ」という憲法改正をする必要があるでしょうか? 国際紛争を解決する手段として戦争を放棄し、そのために軍隊は持たないという画期的、先進的、また安全な(それが不安だという人もいるのですが、武器を持っていれば安全というのは気休めです。実はかえって危ない。)憲法9条はそのままにして、自衛隊を「国民生活防衛隊」とかいう名前にして、戦争に備えるというよりは、災害や他国の侵略に備える部隊として規定・公認する方法を考えたほうが、ずっと、趣旨に叶っているのではないでしょうか。
 「散ったら英霊として祀るから…」そんな戦争しかできなかった国が、再び戦争ができる国に変わることを、だれが正気で認めることができますかねー?
 残暑お見舞いの末筆に一言言わせていただきました。皆さまのご意見もお聞かせください。
 


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放射線治療後物語 その8(改築物語「完」におまけ)

 その7で「…一応の完結をみた。外側のサイディングの色が、既存のそれと少しも似ていないところが妙に目だっておかしいが、家はびくともせず、車は通れるという当初の目的が達成されたのだから、デザインはお愛嬌ということに…?」と記し諦め気分でいたところ、このプロジェクトの施工を請け負ってくれたM材木のKさんが、一昨日の月曜日にペンキ屋さんを派遣して、既存の外壁の褪せた色に合わせた色に塗装してくれた。ペンキ屋さん、ペンキを調合して、隅のほうに少しだけ塗って、ひときり、乾くのを待っている。「乾くと色が濃くなるので、その様子を見ている」のだそうだ。そうして、やがてこうと決めて塗ったのだろう、あれこれ言うまでもなく、写真のように、よく似た色に仕上げてくれた。トンネルの縁だけが白くアクセントになっていて、「お愛嬌」どころではなく見事に仕上がった!!!

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これぞ「完」 8/5 午後
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飛び入り体験談 フィッシャー症候群奮戦記 [病気及び治療経過]

 エッセイ集『燦』に二度ほど作品を投稿してくれた友人(6*歳)から下記のメールが寄せられた。フィッシャー症候群に襲われた状況・顛末をメモしたものだという。最初に病気の報せを受けたときには、東の釣り師というくらい釣り好きの男なので、てっきり、釣りのし過ぎが禍いしたのかと思ったのだが、フィッシャーは病気を発見したドクターの名前で、釣りとは特に関係ないことは、ネットですぐにわかった。そんなおよその知識も当人が脚注に付けてくれたので、そっくりご紹介することにしよう。色々な病気があるものである。

フィッシャー症候群:奮戦記!?

 今にして思えば、フィッシャー症候群を誘発するきっかけがあったように思う。
 去る6月20日(木)頃から風邪を引き、咽喉の痛み、咳、痰が数日続き、その後、元会社の同僚と富士山見物のバス旅行に出かけたり、夜、飲み会があったりしたが、特に行動面での支障はなかった。しかし、6月29日(土)までの間に2~3回だったが、車を運転しているときに、突然視界の一部がぼやけたり、歪んだりする現象が発生した。一瞬おかしいなとは思ったが、すぐに正常に戻ったため、そのまま放置していた…
 実はこれが、フィッシャー症候群様をお迎えするための事前の儀式?だったのかもしれない。

 そして、6月30日(日)朝、目が覚めたら、物が二重に見えて、めまいがして頭がグラグラし、足腰が立たずうまく歩けない。さらに、手(指先)や腕がしびれて力が入らない。何とか起き出して、やっとの思いで洗面、朝食、トイレを済ませて様子を見るが、症状は一向に回復せず。
 休日のため日曜当番医の○○中央病院まで、カミさんに車で連れて行ってもらい診察を受ける。CT検査の結果では、脳に異常は見当たらないが、念のためさらにMRIで検査した方が良いとのことで、
県立の循環器系の△△センターを紹介され、○○中央病院から救急車で△△センターに移動した。本人は、上記の症状はあるものの、担当医師の質問にもはっきりした口調で回答し、ろれつが回らない状況ではなく、意識もはっきりしていて、左右の半身がマヒすることもない状況だった。
 MRI検査の結果も、脳に異常はないと思われるとのことだったが、検査を続けるとのことで入院し、
点滴しながら集中治療室に入り一晩様子を見ることになった。
 7月1日(月)、1回目よりさらに入念に?2回目のMRI検査を実施するも、結果はやはり脳に異常がないことが判明し、脳梗塞等の脳の病気ではないという結論になり、一般病棟に移動。
 7月2日(火)、脊椎から髄液を採取し、雑菌やウイルス等の侵入検査でも異常はないという結果に。
 夕方、神経内科の主治医が、当方の症状からみて病名は「フィッシャー症候群」であると判断した。
有効な治療法は、血液製剤を点滴で投与することとのことで、同日夜から連続5日間に亘り点滴を実施。血液製剤の投与は、体重によって量が決まるとのことで、小生の場合は体重73キロで計算し、一日に550CC(50CC入りのビン11本)ずつ5日間投与した。(かなりの高額だそうだ。)
 入院後1週間は症状はほとんど回復せず、トイレ、食事、風呂等の移動は全て看護師つきの車イスで。勿論?トイレではパンツの上げ下げまで看護師さんのお世話になる始末で、全く情けない状況に。
 7月9日(火)から、歩くためのリハビリを開始。めまい、しびれ、足腰等は徐々に回復の兆しが見え始める。しかし、物が二重に見える(複視)症状は一向に回復せず。
 歩くリハビリは、3日目に歩行器付きで病棟内を自由に歩いて良いとの許可が出る。こうなると、可愛い看護師さんのお世話になることがほとんどなくなり、朝夕の検温と血圧を測る時にお世話になる程度で、何となく寂しくなってしまうから不思議である。看護師さんといえば、この病院は男性もいるが、圧倒的に若い女性が多い。勿論、下ネタが通じる年配の面白い看護師さんもいて、結構楽しい病院生活となった。だが、規則なのか皆さん大きなマスクをしていて、美貌が見えずに残念な思い・・・。夜間勤務の時などはマスクを外す看護師さんもいたりしたが、この時はこちらはオヤスミ中!?
 7月17日(水)から、歩行器なしで病院内全域自由歩行OKの許可が出る。
 その後、2回目の髄液検査の結果も問題なく、複視以外はほとんど回復し、「あとは気長?に複視の回復を待つのみ、病院ではこれ以上やることなし」とのことで、7月20日(土)早朝に退院。本格的な暑さはこれからという時に退院となり、家から近くて絶好の避暑地から追い出されてしまい、長居しようとの目論見は外れて、反省することしきり・・・。もう少しリハビリを不真面目にやれば、もっともっと長居ができたはずだ、と。
 5年前は心筋梗塞が疑われる事態に遭ったが、セーフ。今回は脳梗塞の疑いがセーフ。どちらも救急車で同じ病院に入院して集中治療室に入り一泊。高い医療費だったが、考えようによっては小生はツイテますよネ!
 さて、5年後は如何に?? 
 現時点でも、まだ複視は回復していませんが、家では2.5~4.5キロほど軽い散歩をしたり、夜は適当に酒を飲んでます。
 入院で3キロ減った体重が、退院して3日で元に戻りました・・・。
 フィッシャー症候群は珍しい病気だが、難病ではないらしく、放っておいても時間がたてば症状は回復するとのことなので、のんびり回復を待つことにします。字も勿論二重に見えるし、新聞、テレビ、メールもまだしんどい状況です。何よりも、視界不良のため車の運転ができないのが一番不便ですね。

 異常(以上)です!?   (2013.08.01)

<参考情報>

★フィッシャー症候群とは?
 目が動かなくなり、身体がふらついてうまく歩けなくなる病気で、多くは風邪をひいたり下痢をしたりした後、数日して急に症状がでてきます。

★この病気の原因はわかっているのですか
 自分を守るための免疫系が異常となり自分の神経を攻撃するためと考えられますが、まだ完全にはわかっていません。
 
★この病気ではどのような症状がおきますか
 目が動かなくなるために物が二重に見え、身体がふらついて歩けなくなります。物の飲み込みがうまくできなかったり、手足がしびれ力が弱くなることもあります。また目の症状や身体のふらつきのみの場合もあります。

★この病気はどういう経過をたどるのですか
 ほとんどは数カ月でよくなり、普通は再発はありません。
 
★この病気は遺伝するのですか
 この病気は遺伝しません。
 


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放射線治療後物語 その7(改築物語完)

 行きがかり上ブログで公開してきた拙宅(等)のリフォーム作戦は、昨日無事終了した。
 一昨日、JukenのSさんが、ようやく入荷した仕切り用ビニールカーテンと、窓用ロールカーテン、防水照明器具を取り付けに来てくれた。他所の一日仕事を終えてからの作業で、しかも一部現場合わせの加工もあり、8時近くまでお手を煩わせてしまった。お陰で、残すはガス工事のみとなった。

(写真割愛)
取り付けを終えたSさん、空箱を小脇に 7/29 19:30

 そのガス工事が昨日行なわれた。「これをしなければガスの利用者になれないという引き込み工事なので、安くて当たり前、どうもその割にはガス工事は高い」と思っているのだが、いざやってもらったところ、写真の通り、かなり大掛かりなものであった。もっとも敷地の外はガス会社の責任だそうで、利用者が負担する工事代金とは関係ないのだが、地中2mほどの本管から取り出してくるのだからやっかいだ。それでも3、40㎝ほどの幅で道路を重機で掘って取り出してしまうのだから、手掘りの時代と比べたら、格段に省力化されていることと思う。
 敷地内の当方負担の工事も、隣地との間隔が狭く、配管距離も長いため、見るからに仕事に習熟して熱心な配管工をして、暗くなるまで残業をしてようやく完了と相成った。

P1000417tr.JPG
7/30 13:30

 さて拙宅の貫通工事も、同じく昨日、板金屋(?)さんがサイディングをし終えて、一応の完結をみた。外側のサイディングの色が、既存のそれと少しも似ていないところが妙に目だっておかしいが、家はびくともせず、車は通れるという当初の目的が達成されたのだから、デザインはお愛嬌ということに…?
P1000421ds.JPG

 一連のリフォームを通じて、勤勉で有能な職人さんの存在を肌で感じることができて、本当によかった。何かあったら、また是非お願いしたいと思っている。と同時に、「こんなよい国民が(たぶん)大勢いる国なのだから、もっといい国にしなければなあ」と、一国民としての願望を新たにした。 燦Q Everybody. See You !


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放射線治療後の経過 3 [病気及び治療経過]

 一昨日水曜日に定期検診に行ってきた。定期とは、前回が6月19日で、概ね4週間後なのだが、月1回にするためか、ときどき5週後になる。検査は血液検査で、前回のレポートのときに「10台の採血台がフル稼働して…」と書いたが、なぜ10台と思ったのか、いくら見ても8台であった。謹んでお詫び・訂正!
 2、30分待ち程度で順番が来て、泌尿器科の診察のほうに回るから、話もそちらに進むのだが、今回は珍しく、八分の一の確立で男の看護師に当たった。ホルモン療法で去勢しているから、男でも女でも特に当たり外れはないのだが、この採血師さんは、いささか不器用で、その点で外れであった。もともと私の腕の静脈は細く、採血師さん泣かせなのだが、ほとんど一発で上手に針を血管に刺してくれて、ことが終っていた。ところが、この日の八分の一師は、こちらから見ていても「ちょっと、そこではないだろう!?」というところを何度もブスブス刺していた。挙句、手を変えてやり直す始末。でもまあ、その程度で、無事に(たぶん)終わった。
 泌尿器科で待つこと、また2、30分。S先生の爽やかな声で診察室1番に呼ばれる。
「どうですか、調子は?」
「お陰様で、変わりなくやっています。」
「そうですか、それは結構ですね。今回はゼロサン、ゼロサンですよ。」
「はっ?ゼロサンというのは…?」
「PSAの数値が0.03です。」
「あ、そうですか、前は0.04でした、確か。」
「そうですよ。落ち着いてますね。この次から、3ヶ月にしますかね。8月にもう一度きてもらった後は。」
「あ、わかりました。ところで、6月末に、CTと骨シンチをやったのですが、その結果はどうだったのでしょう?」
「ああそうでした。んんん、リンパ節も小さいままですね。大丈夫ですね。」
「はあ、それはよかった。先生、今日は午後からH病院の放射線科の先生の検診もあるのですが、持っていけるデータがありましたらお願いしたいのですが…」
「あっそうですか、わかりました。では、今度は8月28日ね。その後は3ヶ月ごとにしましょう。はい、お疲れ様でした。」先生は淀みがないから、時間にすると、たぶん1、2分のことだろう。あまりにも淡白で物足りないのだが、経過が順調だとのお達しなので、大変結構なことではあった。
 看護師からもらったH病院の先生への資料は、結局、6月の血液検査の結果表のみだった。
 それからリュープリンを化学療法室で打ってもらい、その日の血液検査の結果表も、そこで少し待って出してもらった。そして、外来で会計事務を終え、G大病院を後にした。
 それから松屋で値段に(も品にも)感激の昼飯を食べて、友人の政治ニュース(民主党の役員会が菅元総理の処分を検討したことについて「いよいよ菅党ですな」とのメール)に、
「反(脱?)原発の菅さん、民主党と袂を分かつか、そのほうが分かりやすくていいなあ、では党名でも考えてやろう…」と、頼まれもせぬ党名とキャッチフレーズと、三大基本理念なんぞを考えて時間を潰して、H病院に行ったのだが、2時のところを1時間も早く着いてしまった。
 円形のなんとなく豪華な待合室で問診表(アンケート)に答えていたところ、書き始めて間もなくお呼びがかかった。タイミングがよかったのだろう、問診表のほうは、排尿時の痛みなし、残尿感ほとんどなし、夜の小水は、1回かないこともある、など、当てはまるところに急いで丸をつけて、久しぶりに、顎鬚を少し蓄えたO先生にお目にかかった。先生、風邪をひいたのか、マスクをされていたので、お鬚には会えなかった。5、6、7月の血液検査の結果表を見ていただいた。
「PSA順調に下がっていますね。」
「はい、そんなに下がっちゃっていいんですかね?0.04、0.03、0.02って…」
「もちろん、いいんですよ、低いほど。」
「数字が上がり出すといけないって聞いているものですから、あまり低くなると、あとは上がるしかなくなってしまうのではと思うので…」
「まあ、0.01ぐらいの上がり下がりに一喜一憂する必要はありませんけどね。」
「6月末に、あちらの病院でCTと骨シンチをやったので、こちらの先生にも見てもらおうと思っていたのですけど、結局何もデータを貸してくれませんでした。」
「それはいいけど、先生はなんとおっしゃってた?」
「リンパ節が小さくなっているとか、小さいままだとか言ってました。だから、大丈夫だって。」
「それはよかったねぇ。」
「でも、画像1つ見せてもらってないのですよ、自分の体の。S先生、自分ひとりでパソコンに向かっていて。」
「あちらは忙しいからねー、患者の数が桁違いだから、ひとり1分ぐらいでやっていかないと消化しきれないんじゃないかなー。」
「そうなんですよね。数をこなすことに追われているんでしょうね。」
 こちらの先生は、放射線の照射による副作用に眼を光らせてくれている。今のところ、困るほどの副作用というのは、ほとんどまったくない。こちらの先生初めスタッフの方々の丁寧で適切な照射のお陰であることに間違いない。その先生が
「今度は10月に、ご面倒でも、また来てください。元気なお顔をまた見せてください。」とおっしゃる。「はい、また、喜んで来ます。定期的に診ていただけると、とても安心できます。」
 PSA38が発覚して1年3ヶ月の、とある患者の、目下の状況である。


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