SSブログ

骨粗しょう症の余震 [病気及び治療経過]


 8月に骨粗しょう症になっていたことが発覚したことは前回の記事に書いたが、その余震が、その一月後に早くもあったことは、なかなか時間がなくて書けなかった。
 私の医者通いのほとんどはここに記していて秘密はほぼないのだが、他に歯の治療を2~3ヶ月おいては数回してもらっている。子供のころからの無精がたたって、抜けていたり揺らいでいたりしている歯が多く、何かと治療や細工をしていただいているのだ。

 その行きつけの歯医者さんで、8月からプラリア治療が始まったことをお話してそのときもらったパンフレットをお見せした。すると、先生かなり困った表情で、
「この治療中には歯が抜けないんですよ。この歯が、もたないかもしれないので、炎症することがあれば抜いてしまおうと思っていたのですが…。そうですか、この治療中に歯を抜くと、顎の骨が壊死したり骨髄炎になったりする恐れがあるんですよ。わかりました。なるべく抜かないようにしましょう。もしどうしても抜く必要が出た場合には、薬が切れるころをG大の先生と打ち合わせしてタイミングを見てやることにしましょう。」とのことだった。

 ほとんど自覚症状のない段階で始めた治療だから、骨折など重篤な症状が出現する前の予防的な措置だろうと呑気に構えていたが、もう少し深刻な治療法だったようだ。
 お医者様が考える最善の策と思うので、これで考えられる副作用が緩和するものと期待し感謝しているが、欲を言えば、五月にした検査の結果だから、検査結果が出た時点で治療法を複数示して、選択の余地と考える時間を与えてくれるとよかったと思う。

 大学病院だから、治療法に遅れはないのだろうが、患者の数の多さのために、きめの細かさという点で、医療の貧しさを感じてしまうのだ。人が特定病院に押し掛け過ぎているのか、信頼できる医療機関が少ないということなのか、社会問題としては、少し引いて考えてみる必要がありそうだ。  
 

続きを読む


nice!(6)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。